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信濃毎日新聞

Women Will リーダーシップ プログラムに全社での参加

課題

男性社員の割合が約8割で、女性管理職比率も低い状況が続いている中、若手を中心にDEIの意識を高める必要があると、人事部門、管理部門は痛感しており、参加を決めました。前年に開催された、ニュース業界を対象にしたWomen Will リーダーシップ プログラムに、女性社員3人が参加し、社内の女性ネットワーク構築の必要性や、DEIに向けた学びの必要性を実感したことも、全社での参加を後押ししました。

新聞社で働き30年余り。職場で紅1点ということも長く、男性が多数を占める職場の風景を変えなくては、と思って働き続けてきました。徐々に女性社員採用が増え、20代、30代では女性が半数を占める年もあり、社内で女性が働き続けることは当たり前になってきましたが、まだ意思決定の場では女性の数が限られています。情報を発信する新聞社側もDEIを実現していかなくては、読者のニーズに十分に応えることもできません。無意識なジェンダーバイアスも意識的に解消していかなくては、現在の多様な社会に対応していくことは難しくなります。そういった意味で、Women Will リーダーシップ プログラムをはじめとする、外部からのトレーニングなどを経て、内なる偏見や差別的な考えに気付くことはとても大切だと考えています。世界標準の考え方や視点は、大きな学びとなりました。今後取り組みたいことは、DEIに関する学びを、日々の仕事につなげる機会を持つことです。「研修」だけではなく、ランチタイムやコーヒーブレイクで、気軽に話し合える場を持てるといいなと考えています。また、新聞社は各地に拠点があり、とりわけ数の少ない女性記者は周囲に相談できる人がいなかったり、ロールモデルが少ないためにキャリアプランを描けなかったりしています。リアルに会うだけでなく、オンラインでの情報交換などの可能性も検討したいと思います。
井上裕子
取締役メディア局長
プロフィール写真
32 名の社員が参加
86% プログラム参加者のが理解を深める

結果

Women Will リーダーシップ プログラムに参加した影響か、DEIの考えを学んだことで、職場のコミュニケーショントラブルについて、他人事ではなく「わたしたちの問題なのでみんなで解決しなくてはいけない」というマインドセットが育ってきたように感じています。いままで周囲に相談できずに困っていたような状態から、解決すべき問題が表面化してきたような状況です。一部の参加者で、交流会も開催しています。

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