200 年以上にわたり
サウスカロライナの読者にかかわる
The Post and Courier は米国で最も古くからある日刊紙の 1 つであり、創刊は 1803 年にまで遡ります。デジタル時代に経営を行う他の老舗ニュース メディアと同様に、The Post and Courier も読者を惹きつけ、事業を伸展させるためにマーケティング戦略を再考する必要がありました。
「ニュース報道は廃れつつあるという受け止め方もありますが、弊社はまったく逆で拡大を続けています。」ニュースレターの編集者である Sam Hunter 氏はこう述べています。同社はサウスカロライナ州チャールストンを拠点としつつ、取材範囲をコロンビア、グリーンビル、スパータンバーグ、ノース オーガスタ、マートルビーチにまで広げ、南のヒルトンヘッドも対象にしています。Hunter 氏は言います。「弊社は爆発的な成長を遂げており、州の新聞社を超える存在となりつつあります。新たな収益源をみつけるために試験的な取り組みを行うことにも前向きです。」
The Post and Courier は、2019 年と 2020 年に Google ニュース イニシアティブの Subscription Labに参加し、持続可能なデジタル購読モデルの構築方法について学びました。2021 年には、有料ニュースレターの定期購読を導入することで新しい収益源を作り出せるかどうかを確認するために、再度 Google ニュース イニシアティブ(GNI)との提携を決断しました。当時、ニュース速報、政治、経済、天気、不動産については、すでに無料のニュースレターを提供していました。そこで、サウスカロライナの大学スポーツの熱狂的なファンというニッチな読者に絞って実験をしてみることに決めました。