ウェブ動画で訪問者のエンゲージメントを維持する
若年層の視聴者と良好な関係を築く
動画のメリット
視聴者の 62% がニュースをオンラインで読むことが多いと回答している一方で、若年層はニュースをオンラインで見る傾向が顕著になっています。
ニュースを「見る」ことが多い人の割合
- 18~24 歳の視聴者の 17%
- 25~34 歳の視聴者の 14%
- 35 歳以上の視聴者の 12%
- 55 歳以上の視聴者の 11%
ニュースを「見る」ことを好む理由
- 簡単であるため: 42%
- より興味が湧くため: 41%
- 全体像をより完全に把握できるため: 29%
- 普段からソーシャル メディアを利用しているため: 24%
- ニュースになっている人や報道している人を見たいため: 20%
News Tagging Guide を有効にして動画インサイトを確認する
News Tagging Guide を使用すると、Google アナリティクス データの分析結果をもとに、ユーザーの行動を特定したり、各オーディエンス セグメントが動画でどのような操作を行っているかを把握したり、動画の再生開始回数や視聴完了率を増やすためのインサイトを確認したりできます。
News Tagging Guide を使用するには、Google アナリティクス アカウントが必要です。
- News Tagging Guide に移動します。
- Google アナリティクスの実装とアカウント ID を選択します。
- [Video Analytics(動画分析)] を選択します。
News Consumer Insights を活用して動画戦略を改善する
News Consumer Insights は、Google アナリティクス データの分析に基づいて、動画を使用して視聴者を増やすための実用的な方法を提案してくれます。
News Consumer Insights を使用するには、Google アナリティクス アカウントが必要です。
- News Consumer Insights に移動します。
- [Authorize(認証)] を選択します。
- お使いの Google アナリティクス アカウントを選択します。
- [Video Insights(動画インサイト)] に移動します。
[Video Insights(動画インサイト)] レポートで以下を確認します。
- 視聴者が見た動画の数(サイトの訪問頻度別)
- 視聴者のエンゲージメント(自動再生動画を見たユーザー、動画の再生を開始したユーザー、動画の再生を開始しなかったユーザー別)
- 動画の再生回数と完全再生率を上げる方法
Realtime Content Insights で動画のパフォーマンスを確認する
Realtime Content Insights で Google アナリティクス データの分析結果を確認することで、リアルタイムと過去においてパフォーマンスが良好な動画を特定できます。
Realtime Content Insights を使用するには、Google アナリティクス アカウントが必要です。
- Realtime Content Insights に移動します。
- [Authorize(認証)] を選択します。
- お使いの Google アナリティクス アカウントを選択します。
- 左のサイドバーから [Realtime Video Performance(動画のリアルタイム パフォーマンス)] に移動します。
このレポートで、Realtime Video Performance(動画のリアルタイム パフォーマンス)とHistoric Performance(過去のパフォーマンス)を確認できます。
Realtime Video Performance(動画のリアルタイム パフォーマンス)
リアルタイムの視聴者数が最も多い動画を特定し、それらの視聴者のプロファイルや動画視聴行動を把握できます。[Today's Performance Dashboard(今日のパフォーマンス ダッシュボード)] では、それらの動画のパフォーマンスをサイト上の他の動画と比較できます。
Historic Performance(過去のパフォーマンス)
この表では、指定した期間(デフォルトでは過去 30 日間)に視聴回数の多かった動画をランキング形式で確認できます。追加のエンゲージメント指標を使用すると、どのニュースがより効果的に視聴者に影響を及ぼしたかを簡単に特定できます。
動画の再生開始回数を増やす
2022 年は、動画のストリーミングとダウンロードからのトラフィックが、世界のインターネット トラフィックの 82% を占めました。2017 年との比較で 88% 増となっています。
💡ベストプラクティス
- 動画や記事の後に関連動画セクションを追加する
- 動画セクションをナビゲーションに追加する
- 動画付きの記事の場合は、スクロールせずに見える範囲に動画プレーヤーを配置する
- 2,560x1,440 ピクセル(視認可能率 95%)の動画プレーヤーを使用する
- 自動再生動画の音声をミュートにする
- 表示範囲にない動画は Click-to-Play に設定する
- 視聴者が動画を一時停止または終了したときに関連動画を表示する
動画の視聴完了率を増やす
動画の視聴完了率が高くなるほど、ミッドロールやポストロールによる広告収入が増加します。
💡 ベストプラクティス
- 固定の動画プレーヤーを追加して、スクロール中も動画を見続けられるようにする
- 動画の長さを 120 秒以内にして視聴完了率を高める
- 動画に構造化データのマークアップを実装し、類似する動画を検索している人の目に留まりやすくする
- ニュースレターで動画を紹介する(件名に紹介文を含めるなど)
- ニュースレターに再生アイコン付きの動画を含める
- サイトのページ速度を改善し、動画がすばやく読み込まれるようにする
- 遅延読み込みを有効にする