アンケート データがあれば、意思決定を迅速かつ簡単に行うことができます。Google フォームを使用すると、アンケートを簡単に作成して共有し、回答をリアルタイムで分析できます。

アンケートを通じて定量データと定性データを収集することで、以下のようなことがわかります。

• オーディエンスはどのような人々か
• オーディエンスは何を望んでいるか
• オーディエンスはどう行動しているか

アンケートではまず、以下のようなユーザー属性を尋ねます。

• 性別
• 年齢
• 場所
• 世帯収入
• 学歴

💡 おすすめの方法: 質問数を 10 個以下にしてアンケートの完了率を高める。

オーディエンスの情報ニーズを把握するため、ニュースに関わる習慣について尋ねます。

• どのような方法でニュースを入手していますか？
• どのタイミングでニュースを入手していますか？
• 特定のニュースをフォローする理由は何ですか？

💡 おすすめの方法: 回答者が複数の答えを選べるようにする。

ニュースをどこから手に入れるかについてはさまざまな選択肢がありますが、オーディエンスがニュース メディアとして選択してくれたのには何か理由があるはずです。

ニュース メディアとしての自社の価値について、自由回答形式または多肢選択形式でオーディエンスに尋ねます。

理由としては、以下のようなことが考えられます。

• 質の高いジャーナリズム
• 信頼性
• コミュニティ
• ジャーナリズムの独立性
• 特定のトピックまたは要因
• 特定のジャーナリスト

💡 おすすめの方法: 自由回答形式では、一問で複数の質問を尋ねない。

アンケートの結果を日々活用するには、ペルソナを作成します。ペルソナは、さまざまなオーディエンス セグメントを表現するために使用します。ペルソナを使用するメリットは以下のとおりです。

• チームのメンバーが、オーディエンスのニーズを常に考慮に入れることができる
• 議論の基準点として利用できる
• オーディエンスの違いを認識することができる

ペルソナを作成するには以下を特定します。

• ユーザー属性
• ニュースに関わる習慣
• そのニュース メディアをよく利用する理由

💡 おすすめの方法: ペルソナに名前を付けて後から簡単に参照できるようにする。

アンケート データは、「片づけるべきジョブ」（jobs-to-be-done）を特定するのに役立ちます。オーディエンスの「片づけるべきジョブ」としては以下が考えられます。

• 達成すべき目標
• 解決すべき問題
• 終わらせるべき仕事

オーディエンスの「片づけるべきジョブ」を特定するには、以下の穴埋め文を完成させてください。

• [状況] しているときに
• [動機] したい
• そうすれば [片づけるべきジョブ] ができる

たとえば、通勤中に経済ポッドキャストを聞いている人は、仕事の準備のために市場動向を把握しておきたいのかもしれません。

「片づけるべきジョブ」について馴染みがない場合は、2020 年に公開された BBC の記事をご覧ください。

価値提案とは、オーディエンスのニーズをより的確に、より効率的に満たすために、どのような価値を提供できるかを示すものです。

価値提案を以下のようなさまざまな場面で共有することが、オーディエンスの増加と収益の向上につながります。

• ニュース メディアとして自社を紹介するとき
• オーディエンスに購読や寄付を促すとき
• お知らせなどを送るとき

Google フォームのテンプレートをたたき台として、オーディエンス向けのアンケートを作成しましょう。

下のボタンをクリックして、アンケート テンプレートのコピーを作成します。コピーを作成するには Gmail にログインする必要があります。アンケート データを Google が保持することはありません。